DeNAドラ1の従弟 白崎好投でJR東日本8強

[ 2012年11月10日 06:00 ]

<日本通運・JR東日本>力投するJR東日本・白崎

スポニチ後援社会人野球日本選手権第7日 JR東日本10―3日本通運

(11月9日 京セラD)
 2回戦3試合が行われた。今夏の都市対抗で準優勝したJR東日本は、今秋ドラフトでDeNAから1位指名された駒大・白崎浩之内野手(22)を従弟(いとこ)に持つ新人右腕・白崎勇気投手(22)が、全国大会初先発で4回0/3を1失点と好投してチームを3大会ぶりの8強進出に導いた。また、09年王者のJR九州、トヨタ自動車も準々決勝へ駒を進めた。
【11月9日の結果 組み合わせ】

 来秋のドラフト候補の最速148キロ右腕・白崎が、従弟に負けじと存在感を示した。勝利投手の権利を得る5回の先頭打者に中前打を許したところで無念の降板。「5回を投げきりたかった」と悔しがったが、堀井哲也監督は「粘って試合をつくってくれた」と5安打1失点に及第点を与えた。

 今夏都市対抗では、同期の吉田が全5試合中4試合に先発してフル回転したが、自身は登板機会なし。4日の1回戦・新日鉄住金広畑戦でも吉田が6回無失点で勝ち投手になっていただけに「刺激になった」と力に変えた。

 従弟の浩之には、ドラフト後に電話で「おめでとう」と祝福したが、「自分もという気持ちはある」と来年のプロ入りを視野に入れる。「まずはチームにしっかり貢献したい」と吉田との先発2本柱で初優勝を狙う。

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2012年11月10日のニュース