賢介「スプリット契約」でメジャーへ 大幅減俸も「どこでも行く」

[ 2012年11月7日 07:40 ]

大リーグ挑戦を表明した会見で涙をこぼした田中

 ロッキーズが、海外フリーエージェント(FA)権を行使して大リーグ移籍を目指す日本ハム・田中賢介内野手(31)の獲得に興味を示していることが5日(日本時間6日)、分かった。

 近年は日本人野手への評価が低い傾向にあり、提示される契約はメジャーに昇格した場合に年俸が上がる「スプリット契約」になるとみられる。

 今季年俸2億7000万円からの大減俸は必至だが、田中は「チャンスをもらえる球団であればどこでも行く」と話す。退路を断って夢を目指す覚悟があるだけに、契約内容は大きな障害にならなさそうだ。オフにはジム・トレーシー監督が、今季低迷の責任を取って辞任。田中にはレイズなども興味を持っているだけに、新監督の選出を進めている新生ロッキーズの動向に注目だ。

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2012年11月7日のニュース