巨人 小山、沢村、宮国の若き右腕トリオでアジア制覇だ

[ 2012年11月7日 06:00 ]

釜山金海国際空港に到着した小山

 日本シリーズを制した巨人は6日、アジアシリーズ(8日開幕)に向けて韓国・釜山入りした。グループリーグ2試合、決勝1試合の計3試合を想定して、先発投手は小山、沢村、宮国の順番でローテーションを設定。3人平均22・33歳の若き右腕トリオで3年ぶりのアジア王者の座を狙う。

 「釜山港へ帰れ、じゃなくて“行く”だな。もちろん全力で勝ちにいきます」。原監督も本気で頂点を獲りにいくと強調した。台湾で開催された昨年はソフトバンクが決勝でサムスンに敗れ、日本勢の連覇は4で途絶えた。

 開幕投手として9日のパース(オーストラリア)戦に臨む小山は「来年も開幕1軍でと思わせるような投球をしたい」と意欲。10日の韓国ロッテ戦に先発する沢村も「1、2戦目勝たないと先はない。優勝して終わりたい」。野手は高橋由、投手は内海、山口らを欠くが、若きエース候補たちの勢いを武器に12年の有終の美を目指す。

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2012年11月7日のニュース