中島 日米全球団と交渉のワケ 予想以上の低評価が背景に

[ 2012年11月5日 06:44 ]

日米球団との交渉を並行して行うことが明らかになった西武・中島

 西武の中島裕之内野手(30)が海外フリーエージェント(FA)権を行使し、日米球団との交渉を並行して行うことが4日、分かった。

 日米全球団と交渉を行う背景には、メジャー各球団の日本人内野手への予想以上の低評価が影響している。

 特に日本人遊撃手について、スカウトは「日本の選手は天然芝でのプレーに慣れていない。一塁への距離が長い遊撃は厳しい」と口をそろえる。ツインズを戦力外となった西岡ら過去の日本選手が成功を収められなかったことも低評価に拍車をかける。現在、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツのほか、人工芝の球場を本拠とするレイズが中島の調査を行っているが、遊撃手のレギュラー待遇を得るのは難しい状況だ。

 中島は昨年、メジャー挑戦について「野球をやっている以上、上を目指してうまくなりたい」と話した。金銭面のこだわりはないが、出場機会すら保証されない「完全控え」では厳しい。昨年移籍を目指したポスティング・システム(入札制度)ではなく、今回はFAで日米全球団と自由に契約交渉を行うことができる。30歳。野球選手として脂の乗った時期であり、最善の環境を求めるのは自然の流れといえる。

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