先制打の矢野「みんなで助けたいという気持ちでした」

[ 2012年11月3日 19:49 ]

<巨・日>1回2死満塁、左越えに先制適時打を放ちガッツポーズの矢野
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日本シリーズ第6戦 巨人―日本ハム

(11月3日 東京D)
 3勝2敗として日本一に王手を掛けている巨人が初回、2死満塁で矢野が左翼フェンス直撃の適時打を放ち2点を先制した。塁上でガッツポーズを見せた矢野は「長野も阿部さんも痛みと戦って出場しているので、みんなで助けたいという気持ちでした。今までやってきたチームの形で先制できて嬉しいです」とコメント。右膝を痛め第4、5戦は欠場しながらこの日、4番・捕手で先発した阿部、第5戦に右膝に死球を受けた長野の状態を気遣う伏兵の活躍で巨人が主導権を握った。

 また、2回に2号ソロを放った長野も「矢野さんのおかげで楽な気持ちで打席に入りました。スライダーをしっかりと叩けました」 と語っていた。武田勝に対し、第2戦では先頭打者本塁打を放っていただけに、イメージ良く打席に入れたようだった。

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