吉川まさかの3回途中降板「申し訳なく思います」

[ 2012年11月1日 21:31 ]

3回、巨人打線に打ち込まれ降板する日本ハム先発の吉川(34)。左上は厳しい表情の栗山監督

日本シリーズ第5戦 日本ハム―巨人

(11月1日 札幌D)
 4回4失点で降板した第1戦のリベンジを誓って登板した日本ハム・吉川だったが、まさかの3回途中降板。2回、第1戦でも手痛い一発を浴びたボウカーに2ランを打たれて先制を許すと、3回にも4長短打で4点を失い、マウンドを降りた。

 「しっかり抑えることが出来ず悔しい。申し訳なく思います」。レギュラーシーズンでは14勝をマークし、1・71で最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕エースは唇をかんだ。

 気持ちが空回りしたのか、初回、先頭の長野に対して1球もストライクが入らず、ストレートの四球を与えるなど7球連続でボールと、不安定な立ち上がり。1死二塁のピンチを何とか無失点で切り抜けたものの、第1戦と同じ相手に一発を浴びて狂った歯車は元に戻ることはなかった。

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