サヨナラ打の飯山「冷静に冷静に」15年目ベテランがタイに戻した

[ 2012年10月31日 23:02 ]

12回日本ハム1死一、二塁、飯山が左中間にサヨナラ二塁打を放つ。捕手実松

日本シリーズ第4戦 日本ハム1―0巨人

(10月31日 札幌D)
 今シリーズ初の延長戦を制したのは日本ハムだった。前日までの点の取り合いから一転、息詰まる展開となった。両軍チャンスは作るものの、あと一本が出ない重苦しいムード。

 12回、相手のミスもあって1死一、二塁と築いたチャンスにサヨナラ打を放ったのは15年目のベテラン飯山だった。この日は途中からの出場、金子誠の代打西川に代わる守備から試合に入った。

 安定した守備が売りもので、出番は試合途中からの守備固めが多かった。キャリアの中で本塁打は2010年8月20日の西武戦に放った1本だけ。今季はレギュラーシーズン85試合の出場、打率は・176。第1打席も二直と打撃での印象は弱かった。

 「チャンスでは力んでしまうので冷静に冷静にと思って打席に入った」。その2球目を振り抜くと打球は左中間を抜けた。「捕られると思った。抜けてよかったです」値千金のサヨナラ打で星を2勝2敗のタイに戻した。飯山は「打てたのは全員の力があったから。ここからスタートと思って戦っていきたい」と、総力を挙げての1勝だったことを強調した。地元で完全にペースを取り戻した。一気の3連勝で王手をかけ東京に乗り込む構えだ。

 ◆飯山裕志(いいやま・ゆうじ) 1979年7月13日生まれの33歳。鹿児島県出身。97年ドラフト4位でれいめい高から日本ハム入り。安定した守備が特長で試合終盤の守備固めや故障者の穴を埋める働きを見せる。今年国内FA資格を取得した。1メートル78、76キロ。右投げ右打ち。

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