ジャイアンツ3連勝王手 ボーグルソン「下柳さん、ありがとう」

[ 2012年10月28日 12:32 ]

タイガース戦に先発し、6回2死まで5安打無失点と好投したジャイアンツのボーグルソン

ワールドシリーズ第3戦 ジャイアンツ2―0タイガース

(10月27日 デトロイト)
 舞台をデトロイトに移して、ワールドシリーズ第3戦(7回戦制)が行われた。2連敗の地元タイガース先発はA・サンチェス、ジャイアンツ先発は元阪神、オリックスのボーグルソン。
 
 1回裏、タイガースは1死一、二塁で4番フィルダーが併殺に倒れ、好機を逃した。2回表、1死三塁から7番ブランコの右中間三塁打でまたもジャイアンツが先制。9番クロフォードの中前適時打で2点目を挙げた。
 
 タイガースは3回も1死一、二塁としながら、再び併殺で逸機。5回には1死満塁としたが、2番ベリーは三振、3番カブレラも遊飛に倒れ無得点。拙攻が続いた。
 
 ジャイアンツのボーグルソンは粘りの投球で5回2/3を5安打無失点。その後は、中継ぎに回っているリンスカムが好投。9回は抑えのロモが登板し、2点のリードを守り切る完封リレー。ジャイアンツが2年ぶり頂点へ3連勝で王手をかけた。
 
 ポストシーズンで快投を続けるボーグルソンは「とてもうれしい。まさか自分がワールドシリーズでこんなにいい投球ができるなんて思ってもみなかった」と笑顔。また「日本の皆さん、応援ありがとう。特に友人の下柳さん、ありがとう」と阪神時代の同僚の名を挙げ、感謝していた。

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