川崎 日本復帰ならソフトB濃厚 王会長「獲得の方向で考えないといけない」

[ 2012年10月26日 07:17 ]

 マリナーズは24日(日本時間25日)、川崎宗則内野手(31)を解雇したと発表した。

 今季、ソフトバンクからFAで移籍。オープン戦の活躍でマイナー契約からメジャー入りを勝ち取ったが、主に代打や守備固めで61試合の出場にとどまり、打率・192、7打点、2盗塁だった。

 今後は日米全球団との交渉が可能となる。川崎は周囲に「数年は大リーグでプレーしたい」と話しており、あくまでも米国でのプレー続行を希望している。

 しかし、メジャー契約は難しいのが実情。仮にマイナー契約で、キャンプに招待選手として参加が決まっても、メジャー昇格には一からアピールが必要となる。

 米国でのプレーを断念した場合は、ソフトバンク復帰が濃厚だ。川崎はFA移籍して2年が経過していないために、国内の他球団が獲得する場合には補償金を払う必要がある。王貞治球団会長はこの日、川崎について「(日本に戻るなら)そういう(獲得の)方向で考えないといけない」と前向きに語った。

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2012年10月26日のニュース