王さん5年ぶりクジで大学No・1投手射止めた

[ 2012年10月26日 06:00 ]

亜大・東浜を引き当てくじを高々と掲げるソフトバンク・王会長(中央)。左は西武・渡辺監督、右はDeNA・中畑監督

プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA

(10月25日)
 【ソフトバンク1位 東浜巨 投手・亜大】王会長が5年ぶりに復活させた黄金の「右」で大学No・1投手を射止めた。2番目に右手でクジを引き、利き腕の左手でガッツポーズした。

 「きょうの会議まで誰が引くか決まってなかった。最後は年の功でいくしかないとね。久しぶりにドキドキした」。08年に監督を退任して以来、ドラフト抽選では「直接、起用する監督が引くほうがいい」と秋山監督に一任。だが、2戦2敗中の指揮官からドラフト当日に「お願いします」と頭を下げられ、5年ぶりの「出馬」を決意。09年の花巻東・菊池、10年の早大・大石でいずれも6球団の競合を制した西武・渡辺監督に当たりクジを残さなかった。07年の大学・社会人ドラフトで6球団競合の東洋大・大場の交渉権を獲得して以来の抽選で3連勝。東浜には「十分、10勝以上期待できる。パワー型ではないが、投球術を持っている」と期待した。

続きを表示

2012年10月26日のニュース