おかわり 25日に左膝手術へ「全治は何とも言えない状態」

[ 2012年10月24日 06:00 ]

25日に左膝の手術を受けることが決まった西武・中村

 西武は23日、中村剛也内野手(29)が痛めていた左膝の前十字じん帯と半月板の修復手術を25日に埼玉県内の病院で受けると発表した。球団によると全治は不明だが、来季の開幕は絶望的とみられる。中島裕之内野手(30)もFAでのメジャー移籍が決定的なだけに、来季は開幕から3、4番不在の大ピンチを迎えることになった。

 中村の故障は予想をはるかに上回る重傷だった。所沢市の球団事務所で会見した飯田則昭専務は「検査した結果を受けて、今この時期に手術するということ(結論)に達した。手術後、リハビリもあるし、今は不確定な要素があり、全治は何とも言えない状態。手術が無事終わることを願う」と沈痛な表情で話した。

 中村はCSファーストS終了翌日の16日、埼玉県内の病院でCTやMRI(磁気共鳴画像装置)などの精密検査を受診。「左膝前十字じん帯損傷および左膝外側半月板損傷」と診断され、球団と協議の上、メスを入れることを決断した。

 故障の発端は6月3日のDeNA戦(西武ドーム)の9回の守備で地面に左膝を突いたことだった。MRI検査で異常はなかったが、その後、痛みが再発。球宴明けは「シーズン最終戦まで戦いたい」という本人の希望もありテーピングとアイシングを欠かさず、出場を続けてきた。

 27本塁打で2年連続本塁打王に輝いたが、昨季の48本塁打には遠く及ばず「タイトルが獲れたのはうれしいけど、本数を見たら恥ずかしいなと思う」とコメント。昨季の全試合出場から今季は123試合にとどまり、終盤は試合前練習を回避して治療に専念することが増えていた。

 球団は全治に関して「不明」としたが、過去には03年にダイエー(現ソフトバンク)の小久保がクロスプレーで右膝半月板や内側じん帯などを損傷し、復帰まで半年かかっている。また、他競技でもJ1鹿島の小笠原が中村と同じ箇所を損傷し、復帰に半年を要していることから、来季の開幕出場は絶望的な状況といえる。

 主力の中島のメジャー再挑戦も濃厚なだけに、V奪回を目指すチームは来季は開幕から主砲2人を欠く厳しい戦いを強いられることになりそうだ。

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