菅野「待つしかできない」意中以外なら渡米の可能性

[ 2012年10月16日 19:19 ]

ドラフト会議に臨む胸中を語る東海大の菅野智之

 昨秋のプロ野球ドラフト会議で日本ハムから1位指名されながら入団を拒否し、1年間の浪人生活を送った東海大の右腕、菅野智之投手が16日、神奈川県平塚市の野球部グラウンドで取材に応じ「やることをやって待つことしかできない。充実した気持ちで迎えたい」と25日のドラフト会議に臨む胸中を語った。

 菅野は時折笑顔を見せながら話し、意中の球団以外から指名された場合について「そうならないことを祈るだけ」と変わらぬ思いを表明。横井人輝監督は「(意中球団でないときは)留学を含めて米国に行くだろう。日本にはいないのではないか」と渡米の可能性も示唆した。

 菅野は「すごく短かった。充実した時間を過ごせた」と1年間を振り返り「(ドラフト会議の)25日は決してゴールではない。その先もまだある。この道を選んだことが正解だったと思える取り組みをしないといけない」と将来への意欲を口にした。

 菅野は巨人の原辰徳監督のおい。昨秋のドラフトでは巨人の単独指名になるとみられたが、抽選で日本ハムが交渉権を獲得した。

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2012年10月16日のニュース