金本が詐欺被害 架空投資で1880万円 知人の無職の男逮捕

[ 2012年10月16日 17:39 ]

 今季限りで現役を退いたプロ野球・阪神の金本知憲選手(44)に架空の農業法人への投資話を持ち掛け、計1880万円をだまし取ったとして、埼玉県警は16日、詐欺の疑いで埼玉県和光市下新倉3の4の72、元会社役員本多善光容疑者(45)を逮捕した。

 県警によると、本多容疑者は「農業法人を悪用するような言い方はしていない」と容疑を否認している。2人は2000年に共通の知人を介して知り合い、頻繁に食事に出掛ける友人関係にあった。

 逮捕容疑では、08年11月ごろ、金本選手に「農業法人の会社をつくり、事業を大きくしてもうけたい。資金が足りないので都合してもらえないか」とうそを言い、12月下旬に550万円を本多容疑者の銀行口座に送金させて詐取。09年1月下旬に「農地を取得したい」と言って620万円を、2月下旬には「トラクターなどを買う金が必要だ」と710万円を送金させ、それぞれだまし取ったとしている。

 本多容疑者は09年5月、栃木県内で農業法人を設立し、理事を務めていたが、農地の取得や作物の生産など事業の実態はなかった。

 本多容疑者は04年5月に設立したボートレース(競艇)投票券の場外発売所を建設する会社(東京都港区)の元役員。金本選手は06年以降、この会社の事業資金や家賃などの名目で繰り返し現金を渡しており、県警が関連を捜査している。

 これまで出資した分の返還はないといい、県警は本多容疑者が遊興費などに使ったとみて、金の流れを調べる。

 昨年3月、金本選手から相談が寄せられて県警が捜査。金本選手がシーズンオフを迎えるのに合わせ、今月5日に詐欺容疑の告訴状を受理した。

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