監督も絶賛 ボーグルソン 持ち味発揮で初勝利

[ 2012年10月16日 12:49 ]

カージナルス戦に先発したジャイアンツのボーグルソン

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ジャイアンツ7―1カージナルス

(10月15日 サンフランシスコ)
 ジャイアンツ先発の元阪神・ボーグルソンが7回4安打1失点の好投で今回のポストシーズンで初勝利を飾った。

 実はジャイアンツ、プレーオフは地元で3連敗中だった。毎試合超満員の4万3000人もの観衆が集まるだけに、ボウチー監督は「情けない戦いが続いている」責任を感じていたが、レギュラーシーズン14勝の右腕はいつも通り、走者を出しても要所を締める持ち味を十分発揮し、好調カージナルス打線に決定打を許さなかった。
 
 ボーグルソンは「今までにいろんなことを経験してきた。それが助けになっているのは確か」と日本での経験も生きた様子。「ハードに、長い回を投げようと考えて臨んだ」との言葉通りの投球に胸を張った。指揮官も「(ボーグルソンは)落ち着いていた。制球も球威も良かった。7回までよく投げてくれた。ブルペンを助けてくれた。大きい試合だった」と絶賛していた。

 本拠地での連敗を止めたジ軍はこれで対戦成績を1勝1敗とし、敵地セントルイスに乗り込む。

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2012年10月16日のニュース