渡辺監督 早め継投も「動いて裏目に出たら仕方がない」

[ 2012年10月16日 06:00 ]

<西・ソ>ソフトバンクに敗れ引き揚げる中島(左)、中村。涌井(手前左)、大崎(同右)はベンチから立ち上がれず

パ・リーグCSファーストS第3戦 西武2―3ソフトバンク

(10月15日 西武D)
 西武は最後まで試合の主導権を握れず終戦を迎えた。0―0の4回1死一、二塁で無失点に抑えていた先発の石井を十亀に交代。だが、ペーニャに先制の2点左越え適時二塁打を浴び、結果は裏目に。打線もソロ2発とつながりを欠いた。

 CSを含めてソフトバンクに先制された14試合は2勝12敗。渡辺監督は「動いて裏目に出たら仕方ない。先制点を防ごうとして取られたのは仕方ないが、はね返す力がなかった」と悔しさを押し殺した。来季の続投が決まっている指揮官は「まだ少しチームにひ弱さを感じる。もうちょっと骨太のチームをつくらないといけない」と巻き返しを誓った。

 ▼西武・栗山(左尺骨骨折でベンチ外)中島さんやみんなに「日本シリーズに連れて行けなくて申し訳ない」って言われたけど、大事なところで戦力になれなかったのが悔しい。

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2012年10月16日のニュース