岸 CS初勝利「やり返すのはきょうしかなかった」

[ 2012年10月15日 06:00 ]

<西・ソ>ビクトリーロードでファンに祝福される西武・岸

パ・リーグCSファーストS第2戦 西武8―0ソフトバンク

(10月14日 西武D)
 西武・岸がエースの意地を見せた。「真っすぐが全体的に高かった。よくゼロに抑えられた」と反省も口を突いたが、6回無失点で毎回の8三振を奪い、自身CS初勝利。今季は11勝を挙げながらも、日本ハムと首位争いを演じた9月は5試合で0勝3敗と貢献できなかっただけに「一つも勝てず申し訳ない気持ちが強かった。これ以上負けたくない」と、お立ち台では強い責任感をにじませた。

 今季ソフトバンク戦は5試合で1勝3敗、防御率3・18。「やり返すのはきょうしかなかった」との雪辱の思いを胸にマウンドに上がった。初回1死から長谷川、内川に連打を浴びて一、三塁。4番のペーニャに対しては3ボールと制球が乱れたが「点が入らなければどうでもいい」と開き直った。フルカウントから128キロチェンジアップで遊飛、続く松田も110キロカーブで空振り三振に仕留めて最大のピンチを切り抜けた。

 「いつも最初から飛ばして失敗している。丁寧にという気持ちがあった」。味方の大量援護も受け、ゼロを6個並べた。札幌への道筋はつけた。あとはチームメートを信じて朗報を待つ。

 ≪15イニング連続無失点≫岸(西)が6回を無失点で勝利投手。昨季までの岸のポストシーズンの成績を日本シリーズとCSに分けると、日本シリーズは2試合2勝0敗、防御率0・00、CSは3試合0勝2敗、防御率5・82で、4試合目の登板で初勝利となった。これで西武は(1)戦の4回から15イニング連続無失点。CSのチーム最多連続無失点は10年に中日が巨人とのフィナルS(1)~(3)戦でマークした22イニングだが、西武はどこまで伸ばすか。

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