DeNA 中日ブランコ獲り 39歳ノリ代役に急浮上

[ 2012年10月7日 06:00 ]

DeNAが獲得に向け調査に乗り出した中日・ブランコ

 DeNAが中日のトニ・ブランコ内野手(31)の獲得に向け、本格的な調査を始めたことが6日、分かった。昨オフ結んだ1年契約が切れるブランコは、来季の残留が不透明な状況で退団の可能性が出ている。DeNA関係者は「その話は聞いた。調査している」と明かした。既に阪神が獲得に興味を示しており、退団が決まればDeNAも争奪戦に参戦する。

 5年連続最下位が確定しているチームは4月6日に広島・前田健にノーヒットノーランを喫し、同13日は巨人・沢村に1安打零敗。その沢村にこの日も5回1安打に抑えられるなど年間通して速球派投手に苦しんだ。中畑監督が「ウチはパワー投手に弱い。パワーのある選手が欲しい」と語り、今オフは大砲が補強ポイントとなっている。

 ブランコは今季、左手第2中手骨の骨折で約1カ月半離脱しながら24本塁打を放ち、日本4年間で通算111本塁打。年齢も31歳と若い。仮に退団が決まれば、今季年俸1億3300万円の助っ人をめぐる争奪戦は必至で、高田繁GMは「阪神とかには(条件面で)太刀打ちできない」とする一方で「できる補強は何でもやる」と強調した。

 レイズとヤンキース傘下3Aスクラントンからそれぞれ自由契約となった松井と福留らを含む大型補強を目指す中で、ブランコが来季40歳を迎える中村に代わる「5番・一塁」候補としてリスト最上位に急浮上。池田純球団社長も「必要という選手がいれば、全ての可能性がある」とバックアップを約束しており、ブランコの動向を見極めながら調査を続ける。

 ◆トニ・ブランコ 1980年11月10日、ドミニカ共和国生まれの31歳。97年レッドソックスの下部組織でキャリアをスタート。メジャー通算56試合に出場し、打率.177、1本塁打、7打点。09年に中日入団。同年は39本塁打、110打点で2冠に輝いた。10年も32本塁打。昨季は終盤の活躍で2年連続のリーグVに貢献した。1メートル88、102キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2012年10月7日のニュース