西武CS進出決定!十亀プロ初先発飾り6勝目

[ 2012年10月3日 21:11 ]

楽天戦に先発した西武・十亀

パ・リーグ 西武4―2楽天

(10月3日 Kスタ宮城)
 前夜、日本ハムの優勝を“アシスト”した西武が快勝。3位以内を確定させてクライマックスシリーズ(CS)進出を決め、リベンジ態勢を整えた。

 西武はここまで救援で40試合登板している十亀がプロ初先発。2回に中村が楽天・釜田から、前日最終打席に続いて2打席連続となる27号ソロを左中間に叩き込んで先制すると、6回には1死二、三塁の好機にオーティズが左中間フェンス直撃の二塁打を放って2点を追加、さらに炭谷の適時打で1点を加えた。

 十亀は走者を背負いながらも3併殺打でしのいで7回途中まで投げ2失点と、先発の十分に役割を果たし、無傷の6勝目。涌井は2安打を許しながら無失点で切り抜け、30セーブ目。リーグトップの日本ハム・武田久に1差と迫った。

 西武のCS進出は3年連続4度目で、2004~06年のプレーオフを含めると7度目。楽天は5併殺打でことごとく好機をつぶし、CS進出が遠のいた。

 ▼西武・十亀(プロ初先発で好投、6勝目)併殺を多く取ってくれた野手の皆さんにこの1勝を感謝して、次につなげたい。初回、2回と1イニングずつ抑えていつくもりでいった。(中継ぎで投げているので)緊張はしなかった。2位になってホームでCSをやりたいので、これからも頑張っていきたい。

続きを表示

この記事のフォト

2012年10月3日のニュース