タイガース 77年ぶりの2年連続PO進出 指揮官涙「険しい道のりだった」

[ 2012年10月2日 16:37 ]

ア・リーグ タイガース6―3ロイヤルズ

(10月1日 カンザスシティ)
 ア・リーグ中地区のタイガースが2連覇を決めた。

 9回に守護神バルベルデが最後の打者を仕留めると、マウンド付近に歓喜の輪ができた。2年連続のポストシーズン進出は1934、35年以来。シーズン終盤にホワイトソックスを逆転したリーランド監督は目に涙を浮かべ「険しい道のりだったが、この世界は打たれ強くないといけない。われわれは乗り越えた」と喜んだ。

 1967年のヤストレムスキー(レッドソックス)以来、45年ぶりの三冠王の期待がかかるカブレラが、リーグ単独トップに立つ44号本塁打を含む4安打で栄冠を引き寄せた。グラウンドで指揮官と抱擁した主砲は「今日の試合は本当に勝ちたかった。やり遂げた」と感慨に浸った。(共同)

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2012年10月2日のニュース