楽天　下柳に戦力外通告　トライアウト　米国、南米での現役続行も視野

　楽天が下柳剛投手（４４）に戦力外を通告したことが１日、分かった。

　２日に発表される。下柳は昨季に阪神を戦力外となり、今季はテストを経て入団。開幕ローテーション入りを果たしたが、４試合で０勝２敗、防御率５・２９と結果を残せず、４月下旬に２軍に落ちた。

　５月以降は美馬、辛島、釜田ら若手の先発陣が台頭し、ベテラン左腕に１軍の登板機会が与えられることはなかった。今後は国内だけでなく米国、南米などでの現役続行を模索する予定。オフの１２球団合同トライアウトの受験も視野に入れているが、移籍先が見つからなければ引退を決断する可能性もある。