上原雄叫び　１点リード８回にＫＫＫ

＜レンジャーズ・エンゼルス＞第二試合　８回から１イニングを投げ３者３三振の好投を見せた上原

ア・リーグ レンジャーズ８－７エンゼルス

（9月30日 アーリントン）
　レンジャーズの上原がプレーオフ進出を決めた第２試合で圧巻の投球を見せた。８―７の８回に登板すると、３者連続三振。雄叫びとともに拳を握った。

　「嫌（な場面）だったが（失点が）ゼロだったのでＯＫです。１試合目もブルペンでつくったし、２試合目は投げた。いい疲れがある」

　第１試合で守護神ネーサンが９回に逆転を許して救援失敗。この試合も８―４から７回に１点差とされた。勢いは完全にエ軍に傾いていたが、直球とフォークを絶妙なコースに投げ分けた。

　セットアッパーのアダムズが肩と首の不調を訴えており、復帰は未定。１２試合連続無失点の右腕は今後もフル回転が求められる。プレーオフ進出決定にも「まだ３試合あるし、地区優勝がある。あまり気にしていない」と気を引き締めた。