西武 平尾と佐藤が引退

[ 2012年10月2日 06:00 ]

目を潤ませ引退会見を行った平尾

 西武は1日、平尾博嗣内野手(36)と佐藤友亮外野手(34)の今季限りでの現役引退を発表した。

 平尾は「楽しく19年間野球をやらせてもらった」と涙をこらえた。大宮東から93年ドラフト2位で阪神に入団し、01年途中でトレードで西武に移籍。スーパーサブとして08年日本シリーズでは、2本塁打を放って日本一に貢献し、優秀選手賞を受賞。「チャラ尾」の愛称で親しまれた。

 佐藤は慶大から00年ドラフト4位で西武に入団し、堅守と走塁を武器に08年アジアシリーズではMVPを獲得。「夏場の苦しい時1軍の戦力になれず、現実を受け止めた」と目を潤ませた。ともに今後は未定。また、球団は星野智樹投手(35)、阿部真宏内野手(34)、エンリケ・ゴンザレス投手(30)と来季の契約を結ばないと発表し、行沢久隆2軍監督(59)の退任申し入れを了承した。

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