角中3打席連続タイムリー!打率トップに浮上

[ 2012年10月1日 21:15 ]

5回ロッテ2死二、三塁、角中が中前に適時打を放つ

パ・リーグ ロッテ4―0西武

(10月1日 西武D)
 あきらめない――。そんな気持ちがロッテ・角中のバットに乗り移った。初回2死一、二塁。2ボールからの3球目、真ん中内角寄りの140キロの速球を叩く。打球は鋭いライナーで抜けた。先制の2点適時二塁打だ。

 3回には2死三塁からスライダーに食らいついて中前適時打、5回には2死二、三塁から、またも中前適時打と、3打席連続タイムリーでチームの全4打点を叩き出した。「まあ、必死でやった結果です。チャンスで(打席を)回してもらったので、何とかランナーを返そう、という気持ちがよかったんだと思います」。プロ6年目で大ブレークした四国IL・高知出身の外野手はお立ち台で胸を張った。

 8回の第4打席は遊直に倒れたものの、4打数3安打の固め打ちで、9月初めには3割を切っていた打率が3割1分4厘まで上昇。この日、出場しなかった西武・中島の3割1分2厘を2厘上回り、パ・リーグのトップに躍り出た。「その辺(首位打者)に関しては、ほとんど意識してないので」と照れたが、中島が不調だけにチャンスはある。

 かつて首位打者に輝いた西村監督も「残り6試合、プレッシャーの中で安打を打ってほしい。彼の野球人生にも生きる」と目を細めた。

 チームは現在5位に沈み、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出は消滅したものの、可能性がゼロになったわけではない。この日、試合のなかった3位ソフトバンクとは3・5ゲーム差。「あしたも試合があるので応援よろしくお願いします」。ファンに向かって力強く呼びかけた25歳の若き主砲。自身のバットで逆転CSへ導くことができるか?

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