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37歳・黒田 自己最多15勝も疲労はピーク「助けられた」

<ブルージェイズ・ヤンキース>6回2死一、三塁、左前適時打を放ったイチロー(右)はヤンキース・黒田(中央)らナインに迎えられる

ア・リーグ ヤンキース11―4ブルージェイズ

(9月28日 トロント)
 ヤンキースの黒田博樹投手(37)が28日(日本時間29日)、ブルージェイズ戦に先発し、5回1/3を2失点にまとめて自己最多を更新する15勝目を挙げた。毎回の10安打を浴びながら味方の好守と援護に助けられ、チームの優勝マジックは5に減った。登板試合数と投球回は、日米16年目でいずれも自己最多タイの数字だが、ここ数試合は疲労も目立つ。10月のポストシーズンへ向け、いかに疲労回復を図るかが今後の課題になる。

 毎回安打を許したばかりか、いずれも自己ワーストタイとなる10安打6長打を浴びた。それでも黒田は15勝目をもぎ取った。

 「きょうは内容より、チームが勝てたことが自分にとってもチームにとっても大きかった。いくら点を取られて打たれても、チームが勝つのが一番の目標」。試合後は大きく息を吐き、安どの表情を浮かべた。

 敵地のきつい傾斜のマウンドに苦しんだ。体の開きが早くなり、スライダーの曲がりが大きくなったが、味方の好守に助けられた。初回無死二塁では、強いゴロを捕球した一塁手スウィシャーが、好判断で二塁に送球し、走者をアウトに。2回無死三塁では三振を奪った後、捕手マーティンが三塁走者をけん制で刺した。その後、連打と四球で満塁のピンチを招くなど、大量失点しかねない場面だっただけに「ああいうプレーに助けられた」と野手に感謝した。

 5回にソロを浴び、6回1死一、三塁とした場面で降板。9月はこれで3勝目だが、いずれもクオリティー・スタート(先発6回以上自責点3以下)は達成できていない。32試合、投球回212回2/3は、いずれも日米通じて自己最多タイの数字だが、今回の登板間にはブルペン入りを回避するなど、疲労はピークに達している。「体力的にはどうなっていくか分からない。気持ちの部分で持っている」と話したように、37歳で突入する未体験ゾーンへ向け、課題は明確に見えている。

 1年間ローテーションを守り、地区優勝は間近。「勝てるに越したことはないが、1年間ケガなく投げてこられたことの方が大きい」。疲労と闘いながら、10月のポストシーズンに向け最後の力を振り絞る。

[ 2012年9月30日 06:00 ]

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