WBC指揮官 小川、渡辺監督、伊東氏の名も…WBCメンバー選考も長期化か

[ 2012年9月29日 07:10 ]

笑顔で練習を見つめるソフトバンク・秋山監督

 王貞治コミッショナー特別顧問(72=ソフトバンク球団会長)が、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパン監督の最有力候補だったソフトバンクの秋山幸二監督(50)の説得を、事実上断念したことが28日、分かった。

 NPB側は秋山監督が受諾すれば、10月上旬までに侍ジャパンのメンバーとともに監督を発表する意向だったが、選考が長期化することは必至の情勢となった。

 11月にはキューバとの親善試合が控えるなど、時間的猶予がないことから前回大会で日本を2連覇に導き、加藤コミッショナーが当初の筆頭候補に挙げていた巨人の原監督や、ヤクルトの小川淳司監督、西武の渡辺久信監督ら現役組の名前が浮上。OBでは前西武監督の伊東氏の名前も挙がっている。WBC3連覇へ向け船出したはずの侍ジャパンが、迷走を続けている。

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2012年9月29日のニュース