スーパー1年生に何が…早大・吉永 悪夢の初回途中KO

[ 2012年9月25日 06:00 ]

<明大・早大>4回攻撃前に円陣を組んだナインから離れ、一人たたずむ早大・吉永(右)

東京六大学野球第3週第2日 早大0―7明大

(9月24日 神宮)
 2回戦2試合が行われ、早大・吉永健太朗投手(1年)が明大戦に先発したが、1回持たずに自己ワーストとなる2/3回を4失点で降板。チームは0―7で敗れ、日大三時代の昨春センバツ準決勝で九州国際大付(福岡)に敗れて以来、自身541日ぶりに敗戦投手となった。また、法大が4―2で慶大に競り勝ち、開幕4連勝をマークした。

 大学9試合目にしての初黒星。それどころか、敗戦の味をかみしめるのは約1年半ぶりのことだった。

 「フォームがしっくりこなくて、ストライクが入らなかった。先発を任されているのに、こういう試合をつくって申し訳ない」

 高校時代からの連勝が19で止まった吉永は、声を絞り出すのが精いっぱいだった。

 「記憶にない」と言う初回途中でのKO。先頭打者にいきなり四球を許すと、味方の失策も絡み1死満塁。5番・中嶋に押し出しの四球を与えると、2死後からも再び押し出し四球。さらに日大三の先輩・関谷に2点適時打を浴びてわずか29球で降板となった。29球中ボールが15球。制球が定まらなかった。

 4勝(0敗)を挙げた今春は、1年春では史上初となるベストナイン、最優秀防御率(1・25)、最多勝(4勝)の3冠を獲得。だが、9日の東大戦は6回3失点で勝ち投手にはなったが、納得のいくボールが投げられず、「力みのある中で投球してしまった」と吉永。降板後は早速、ブルペンで修正に努めたが、1年生右腕が初めての試練を迎えた。

 ▼早大・岡村猛監督(吉永について)心理的、技術的に調子が出ないことから、悪循環に陥っているのかもしれない。

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