大谷 メジャーならドジャースのワケ サポート態勢が充実

[ 2012年9月20日 07:16 ]

プロ志望届を提出した花巻東の160キロ腕・大谷

 花巻東(岩手)の160キロ右腕・大谷翔平投手(3年)の獲得に動いているドジャースが20日に日米球団のトップを切って、同校の佐々木洋監督(37)と面談を行うことが19日、分かった。

 大谷は18日の会見で「今は(日本かメジャーか)五分五分」と揺れる胸中を明かしながらも、メジャーについて「凄い魅力的な場所。最終的には絶対に行きたい」と強い憧れも口にした。

 国内については「意中の球団はない」としたが、仮にメジャーを選択した場合は、サポート態勢が充実し、1年生の時から自分を見てくれているド軍を選ぶ可能性が高い。佐々木監督も決断する上でのポイントとして「まだ体が成長している段階なので、長期的なプランで考えてくれる球団」と話しており、これもド軍の育成方針と合致する。

 ド軍は09年に、メジャー志望があった花巻東の先輩・菊池(現西武)の獲得に動いたが、実を結ばなかった。それから3年。その菊池を上回る逸材とされる160キロ右腕に、一番乗りで猛アタックをかける。

続きを表示

2012年9月20日のニュース