巨人マジック3!坂本同点満弾!代打・石井が勝ち越し打

[ 2012年9月18日 21:49 ]

3回、同点の満塁本塁打を放ち、生還した一走藤村(0)らに迎えられる巨人・坂本(右から2人目)

 プロ野球、中日―巨人23回戦は18日、ナゴヤドームで行われ、巨人が9―5で勝ち、リーグ優勝へのマジックナンバーを3とした。最短での優勝は21日。

 中日はソト、巨人は笠原が先発。前日(17日)は投手戦だったが、この日は序盤から点の取り合いとなった。初回、巨人は先頭の長野が四球で出塁。送りバントで二塁に進め、2死二塁から阿部の中前適時打で1点を先制。ところが、その裏、中日は2死二塁からブランコが左翼へ23号2ランを放ち、すぐに逆転。さらに井端が右中間二塁打で続き、森野の右前適時打で1点を追加した。

 2回、巨人の攻撃は3者凡退。その裏、中日は2死一塁から荒木の左翼線適時二塁打、続く和田の中前適時打で2点を追加し、リードを4点に広げた。

 しかし、巨人は3回、代打・矢野、長野、藤村の3連打で無死満塁とし、3番・坂本が左翼へ14号満塁本塁打。試合を振り出しに戻した。その裏、巨人は2番手で高木康が登板、
先頭の井端に四球を与えたものの、森野を遊ゴロ併殺、堂上剛を一ゴロに仕留め、中日の攻撃を3人で片づけた。

 4回、中日は平井が2番手でマウンドへ。2死から矢野に中前打を許したものの、3三振を奪い、無失点。その裏、中日は2死から大島が内野安打で出塁したが、無得点に終わった。

 5回、巨人は先頭の藤村の内野安打を足がかりに2死満塁としたが、亀井が遊邪飛に倒れ、勝ち越せなかった。その裏、巨人は福田が3番手で登板、中日の攻撃を3者凡退に抑えた。

 中日は6回からソーサが登板。巨人の攻撃は3者凡退。その裏、中日も3者凡退に終わった。

 7回、巨人は先頭の藤村が四球で出塁。1死後、阿部が右前打でつないで一、二塁とし、代打・石井が左前適時打で1点勝ち越し。村田の右前打で満塁とし、亀井の右前適時打で2点を追加。さらに実松が変わった矢地から中前適時打を放ち、リードを4点に広げた。その裏、中日は無得点。

 8回、巨人の攻撃は3者凡退。その裏、中日は先頭のブランコが左前打で出塁したが、後続が倒れ、無得点。

 巨人は9回も3者凡退。その裏、中日は2死から大島、荒木の連打で一、二塁としたが、救援の西村の前に和田が左飛に倒れ、得点できなかった。

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