今岡 現役引退「自分の中では昨年で現役は一区切りしていた」

[ 2012年9月18日 10:08 ]

2010年のクライマックスシリーズのソフトバンク戦で左越えに先制ソロを放ったロッテ・今岡

 ロッテの今岡誠打撃・守備コーチ兼内野手(38)が今季限りで現役引退することが18日、分かった。

 既に球団には引退の意向を伝えており「自分の中では昨年で現役は一区切りしていた。ことしはコーチ兼任だったので、現役には全くこだわっていなかった。ユニホームを脱ぐことは決めていた」としている。2軍の全日程終了後に引退記者会見を行う。

 今岡は今季1軍で出場なし。昨年も13試合の出場にとどまっていた。

 阪神時代の2003年に打率3割4分で首位打者、05年には147打点と勝負強い打撃で打点王を獲得。03年と05年のリーグ優勝に大きく貢献した。

 今岡内野手は大阪・PL学園高から東洋大を経て、1997年にドラフト1位で東洋大から阪神に入団。03年に打率3割4分で首位打者、05年には147打点で打点王を獲得。両年とも阪神のリーグ優勝に大きく貢献した。

 けがの影響もあり、06年以降は低迷。09年に戦力外通告を受け、10年からロッテでプレー。通算成績は1309試合で打率2割7分9厘、122本塁打、594打点だった。

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2012年9月18日のニュース