高木京「生まれて初めて足が震えた」金本三振斬り!

[ 2012年9月17日 06:00 ]

<巨・神>22戦連続無失点を記録した巨人・3番手の高木京

セ・リーグ 巨人4-2阪神

(9月16日 東京D)
 東京ドームは異様な熱気に包まれた。巨人が2点リードした7回2死満塁、打席は金本。マウンドの高木京は「生まれて初めて足が震えた」が、気持ちで負けていなかった。3球連続の直球で追い込むと、最後も内角低めへ141キロの直球。背番号6のバットは空を切った。

 「正直、ビビりました。でも、気持ちでぶつかっていって力で勝負させていただきました。最後にまぐれであっても、三振に抑えることができたので自信になります」

 7回1死一、二塁から登板。1四球を与えたものの、鳥谷、金本を三振に仕留めた。これで7月4日DeNA戦(横浜)から22試合連続無失点とし、11年にヤクルト・久古が樹立したセ・リーグの新人記録に並んだ。しかも、8月23日のヤクルト戦(神宮)から10試合、9回1/3を連続でノーヒットだ。「1人で達成できたのではない」と初々しく答えたが、いまや山口に続く、欠かせない中継ぎ左腕となっている。

 ≪昨季ヤクルトの久古が達成≫高木京(巨)が救援で2/3回を無失点。7月4日DeNA戦からの連続試合無失点を22に伸ばし、11年久古(ヤ)のセ・リーグ新人記録に並んだ。巨人では、今季山口がマークした24試合連続無失点の球団記録にあと2試合と迫った。

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