「捕手として苦しめられた」阿部 東京Dラストの金本に花束贈呈

[ 2012年9月16日 17:29 ]

セ・リーグ 巨人4―2阪神

(9月16日 東京D)
 先制打、追加点弾と存在感を見せつけた巨人・阿部。初回の1死一、三塁では「何とか先取点が欲しかった。どんな形でもいいと思った」と、内角のスライダーを振り抜いて、先制点をもぎとった。

 試合前、今季限りでの引退を表明し、この試合が東京ドーム最後の雄姿となった阪神・金本に花束を贈呈。阿部にとっては「野球人として見本にしなければならない」偉大な先輩だった。その金本は4回に通算475本塁打となる5号2ラン。阿部は「捕手として苦しめられた。対戦がなくなるのは、ちょっとラッキーと思うぐらいの選手だった」と称えた。

 4打数3安打2打点、1本塁打で、三冠王も見えてきた。それでも今はチームの勝利が最優先。「ペナントで優勝することが大きな目標。(三冠王は)それをクリアしてから意識したい」と言い切った。

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2012年9月16日のニュース