岩隈 地元紙に残留希望語る 残り試合は再契約に向けたテストの場

[ 2012年9月12日 08:15 ]

 マリナーズの岩隈久志投手(31)がシアトル・タイムズ紙に残留希望を語った。

 今季で1年契約が切れるが「家族にとっても最適の場所。このチームが好きだし、ここで数年プレーできることを望んでいる」とコメント。さらに同紙は代理人をポール・コブ氏からアーン・テレム氏に変更したことにも触れ、岩隈も「自分にとってベストの契約ができれば」と語った。

 岩隈は年俸150万ドル(約1億1700万円)プラス出来高の契約で、来季の契約延長権はなく、マ軍残留には新たに再契約する必要がある。

 先発ローテーション入りした7月以降は12試合で5勝3敗、防御率2・80。ジャック・ズレンシックGMは今月上旬に「いい仕事をしている」と評価した上で「今後も岩隈らしい投球を続けられるか見ていきたい」と言及。残りの登板は、優勝を争う強豪球団との対戦が予想されるが、再契約に向けたテストの場とする考えを明かしている。

 次回14日(日本時間15日)は地区首位レンジャーズ戦で、ダルビッシュと投げ合う。岩隈にとっては大事な一戦となる。

続きを表示

2012年9月12日のニュース