松井佑が決勝タイムリー!お立ち台で「本当にボクでいいのかな?」

[ 2012年9月11日 21:43 ]

8回中日1死一、三塁、代打松井佑が左前に勝ち越し打を放つ

セ・リーグ 中日3-2DeNA

(9月11日 横浜)
 伏兵の一振りで中日は勝ち越し点を奪った。2-2で迎えた8回2死一、三塁で、それまで力投を続けていた吉見に代え、代打・松井佑を打席に送る。「吉見さんが素晴らしいピッチングをしていたので、何とかしたいと思った」カウント1-2からの4球目のフォークを左前に叩きかえし、待望の勝ち越し点だ。

 東農大から中日入りして3年目。7月25日に1軍昇格してから、この日で31試合目。初のお立ち台に「本当にボクでいいのかな?」と語るが「難しい球だったけれど、気持ちで打てた。本当にうれしい気持ち」と笑顔を見せた。

 まずは9連戦の初戦を白星でスタート。エースの力投と若い力の活躍で中日は連敗を2で止めた。右翼のポジションで、この試合に先発出場した野本や堂上剛らとの定位置争いを続ける松井佑。高木監督は「ようやく打った。あしたは先発だよ」と殊勲打にうれしそうだった。

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2012年9月11日のニュース