苦労人梶本が渋い決勝犠飛「準備はいつもしている」

[ 2012年9月11日 21:46 ]

西武に勝利し、ファンの声援に応えるオリックス・梶本

パ・リーグ オリックス3-2西武

(9月11日 西武D)
 オリックスは11日、9回に西武の抑え・涌井を攻略して逆転勝ちした。

 8回まで岸に1点に抑えられたものの、9回から登板した涌井を攻め立て、1死一、二塁からT-岡田が15球粘って適時二塁打を放ち同点に。さらに1死満塁から梶本がレフトへ強烈なライナーを放ち、犠飛となって勝ち越した。

 チームが押せ押せムードの中打席に入った梶本は「ああいう場面で気持ちばっかり先行していたので、とにかく冷静に行こうと思いました」とニヤリ。

 今季の出場は36試合にとどまり、1軍と2軍と行ったり来たりの日々が続くが「どこで出るかわからないですし、準備だけはいつもしています。それがすごく良かったと思います」。1度は戦力外通告を受けながらもはい上がった苦労人が誇らしげに語った。

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