田口 同期イチローを語る「2球で2アウトになって怒られた」

[ 2012年9月10日 15:19 ]

引退会見で、「ホリプロ」の堀義貴社長と握手を交わす田口壮

 オリックスの主力として96年の日本一に貢献し、米大リーグ・カージナルスではワールドシリーズ制覇も経験した田口壮外野手(43)が10日、都内で引退会見。「自分の中でこの辺が潮時と思いました」と決断の理由を語った。

 田口は、91年ドラフトでオリックスに同期入団し公私ともに仲の良い米大リーグ、ヤンキースのイチロー外野手(38)について、「やりやすい、野球をしやすい選手。あの頃は言葉もなく、目が合えば、だいたい言いたいことが分かった」と懐かしんだ。イチローも9日(日本時間10日)、「ライトとして最もやりやすいセンターだった」と田口について語っており、以心伝心の関係をうかがわせた。

 一番・イチロー、二番・田口の打順でコンビを組んでた頃は「僕らは早打ちで、2球で2アウトになることもあった。先輩に怒られた。思い出はいっぱいある」と笑顔で語った。

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