「今日は絶対に打たないと」川端 タイムリー2本で4番の仕事

[ 2012年9月10日 10:56 ]

2打数2安打の活躍を見せた川端

 日本女子プロ野球リーグは9日、神戸総合運動公園サブ球場で後期の1試合を行い、京都アストドリームスが兵庫スイングスマイリーズを8―3で下した。

 待ちに待った4番の一打で京都が息を吹き返した。初回、先頭のキャプテン河本から3連打で満塁にすると、久々に川端友紀らしい低空の弾丸ライナーで中前に運ぶ先制打を放った。流れに乗った京都はさらに安打を重ね、6者連続安打を記録。尚も相手バッテリー間のミスを突くなど、この回打者一巡の猛攻で一挙6点を奪った。

 ようやく主砲の役目を果たした川端友紀は「昨日まで大事なところで全然打てなかったので、今日は絶対に打たないと駄目だと思った。監督からもお前が打たないとチームは勝てないと言われた」と明かした。前日は4タコに終わるなど指揮官には、連敗の戦犯に名指しで挙げられていた。悲壮感にも似た思いで打席に臨み、内容以上にチームに貢献できることだけを考え抜いた。

 4点リードで迎えた最終回にも、1死一、三塁の好機にダメ押し点を奪う右前適時打を出すなど、2安打2得点の活躍で勝利を引き寄せた。「前期シーズンは全員が爆発して打てていたが、後期は相手投手のレベルも上がってそんな試合ばかりではなくなる。4番として任されたところできっちり仕事が果たせて、期待に応えられるようにならないといけない」。

 この日は重圧を振り払うためにも、トレードマークの長袖アンダーシャツから気分転換に半袖を身にまとった。「ちょっと気持ちを切り替えていこうと思ってやっちゃいました」と茶目っ気たっぷりに話したが、狙い通りの結果につながった。

 チームも15安打と京都らしい大勝を飾り、後期開幕から突っ走っていた兵庫の勢いを止めた。まだまだ後期も始まったばかり。主砲の復調で、ここから京都の逆襲が始まる。

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