ドラ1対決制した!武田、新人王射程圏の5勝目

[ 2012年9月10日 06:00 ]

<ソ・ロ>3回を投げ終え今宮(右)と笑顔でタッチを交わす武田。5回無失点と好投し5勝目を挙げた

パ・リーグ ソフトバンク3-0ロッテ

(9月9日 ヤフーD)
 ソフトバンク・武田が毎回走者を背負う苦心の投球ながら5回無失点。同じドラフト1位のロッテ・藤岡に投げ勝ち、8月19日のオリックス戦(京セラドーム)以来の白星となる5勝目を挙げた。

 「調子が悪くても抑えられたのは自信になる」。自らの失策も加わり、初回に1死満塁の大ピンチを招いたが、井口を投ゴロ併殺打に仕留めた。狙い通りの内野ゴロに、19歳は「僕は不思議と満塁に強いんですよね。きっと運がいいんでしょう」と涼しい顔で振り返った。その後も計4四球と制球に苦しみ、5回で球数は91球にのぼったが得点は許さなかった。これで高卒新人では楽天・釜田に次ぐ5勝目。新人王も十分に射程圏に捉える。チームも3連勝で、首位・西武に3ゲーム差と再接近。秋山監督は「この3連勝は大きいけど、安心はしていられない」と、11日から楽天、日本ハム、西武と続く9連戦を見据えた。

 ▼ソフトバンク・ペーニャ(3回1死一、三塁で内角低めの直球を飛距離130メートルの左越え19号)やり返しておかないと、しつこく内を攻めてくるからね。

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2012年9月10日のニュース