和歌山箕島球友会 黒川が無四球完封

[ 2012年9月10日 06:00 ]

<和歌山箕島球友会・WEEDしらおい>3安打で無四球完封とほぼ完璧な投球を見せた黒川

スポニチ後援第37回全日本クラブ野球選手権大会第3日 和歌山箕島球友会1-0WEEDしらおい

(9月9日 西武ドーム)
 準々決勝4試合が行われた。06年大会以来の優勝を目指す和歌山箕島球友会(西近畿)がWEEDしらおい(北海道)を1―0で下し、準決勝に進出。このほか、所沢グリーンベースボールクラブ(南関東)、滋賀・高島ベースボールクラブ(東近畿)、全足利クラブ(北関東)がそれぞれベスト4入りを決めた。10日は準決勝2試合と決勝が行われる。

 和歌山箕島球友会は先発の黒川が散発3安打で無四球完封。130キロ台後半の直球を低めに集め、切れのあるスライダーで凡打の山を築いた。8回2死二塁の場面では遊撃手とのアイコンタクトで絶妙なけん制。「あそこで刺せたのは大きい。感じてくれてよかった」と感謝。チームは7―0でコールド勝ちした1回戦から2試合連続で無失点。西川忠宏監督も「(優勝した)6年前より、ディフェンスは確実に上」と太鼓判を押す守備力で2度目の頂点を狙う。

続きを表示

2012年9月10日のニュース