16度目零敗で広島ついにヤクルトとゲーム差なし

[ 2012年9月7日 06:00 ]

<中・広>6回、1死満塁、堂林の投ゴロ併殺打で三塁走者・菊池は本封。捕手・小田

セ・リーグ 広島0-3中日

(9月6日 ナゴヤD)
 5度も先頭打者を出しながら決定打は最後まで出なかった。広島が今季16度目の零敗を喫し、一時3・5あった4位ヤクルトに7月30日以来、38日ぶりにゲーム差で並ばれた。

 「いいところで1本出るのを期待しているが、なかなか出ないのが、もったいない」と野村監督。勝率で3毛上回り、3位こそキープしているものの、120試合目で最大の試練が訪れた。

 初回無死二塁の好機を逸すると、その裏はブランコに2ラン。前夜5日にも満塁弾を含む2発を許している同じ相手に、またやられた。

 長期遠征を終え、7日に帰広。本拠地・マツダスタジアムで今季14勝3敗1分けと大きく勝ち越すDeNAと3連戦を戦う。0からの出直しを図るには絶好の舞台だ。残り24試合。広島の底力が問われる。

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2012年9月7日のニュース