阪神、球団初のGMに中村勝広氏 9月初旬に就任へ

[ 2012年8月28日 06:00 ]

昨年11月の秋季キャンプで和田監督(右)と話す中村勝広氏

 借金18で5位に低迷する阪神は27日までに元阪神、オリックス監督の中村勝広氏(63)をゼネラルマネジャー(GM)として起用することを決めた。既に打診、内諾を得ており9月初旬に就任する。

 阪神は近年、球団幹部に現場経験の豊富な人材を求め、南信男球団社長は「監督、コーチ経験者で編成面を統括できる人材が欲しい」と語っていた。今季の低迷を受け、人選を本格化。今月中旬には中村氏に絞り、招へい作業を進めた。当初は従来の編成部長で検討していたが、現場への指揮・助言を行う権限も持たせるため、球団初のGMとして招へいする。

 中村氏は90年から途中休養となる95年まで5年半、阪神監督を務めた。当時どん底にあったチームを亀山、新庄らの若手登用で活性化させ、92年にはヤクルトと最後まで優勝を争い、2位に浮上させた。退団後はオリックスでGMを務めた。中村氏の9月早々の就任でチーム再建への動きも早まる。最初に着手するのはコーチ陣のてこ入れ。2年目を迎える来季の和田監督体制に向け、GM就任後の中村氏は南球団社長、和田監督と連携を取り、組閣作業を急ぐ。

 ◆中村 勝広(なかむら・かつひろ)1949年(昭24)6月6日、千葉県生まれの63歳。成東から早大を経て71年ドラフト2位で阪神入団。二塁手として活躍し、939試合で打率・246、76本塁打、219打点。球宴出場3回。90年に阪神の監督に就任した。03年9月にオリックスのGMに就任し、06年には同球団の監督として11年ぶりに現場復帰した。監督通算成績は7年で373勝487敗7分け、勝率・434。

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