連覇狙う中京 延長12回逆転勝ち 全国高校軟式野球開幕

[ 2012年8月26日 06:00 ]

 第57回全国高校軟式野球選手権は25日に開幕し、兵庫県の明石トーカロ球場などで1回戦4試合を行い、2連覇を狙う中京のほか比叡山、登別明日中教校、福岡大大濠が準々決勝に進出した。大会には16校が参加し、29日に決勝を行う。

 中京(岐阜)を救ったのは、レギュラーとして昨年の優勝を経験した1番の井戸だった。延長12回に左越えの勝ち越し三塁打。「苦しい試合だったけど、逆転できると思っていた。練習量はどこにも負けませんから」と胸を張った。チームは6回まで無安打で9三振を喫していたが、9回に追いつき、延長戦に持ち込んでの逆転勝ち。平中亮太監督は「3年生が意地を見せてくれた」と、井戸と好救援の高畑の2人を手放しで褒めた。

 ▽1回戦
専大北上(北東北・岩手)
 010 000 110 00 ―3
 101 000 100 01 ―4
比叡山(近畿・滋賀)
 (専)菅原―都鳥
 (比)木村、木津―西田

登別明日中教校(北海道)
 020 020 200―6
 003 000 000―3
鳥取西(東中国・鳥取)
 (登)都田、立野―石田
 (鳥)田中慎、山沢―山沢、田中慎
 [本]麻木(鳥)

中京(東海・岐阜)
000 000 102 002―5
200 001 000 000―3
村野工(兵庫)
 (中)工藤、高畑―林紘
 (村)志水、西本―宮本

福岡大大濠(北部九州・福岡)
 200 000 010―3
 000 000 010―1
富山一(北信越・富山)
 (福)大神―天野
 (富)塚田―北隅

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2012年8月26日のニュース