高校日本代表 花巻東・大谷は二刀流「投げない時はDH」

[ 2012年8月25日 06:00 ]

小倉監督(右)が見つめる中投球練習をする花巻東・大谷

18U世界選手権 国内合宿初日

 第25回IBAF18U世界野球選手権大会(30日~9月8日、韓国)に参加する高校日本代表の国内合宿が大阪府内でスタートし、花巻東の160キロ右腕・大谷が「優勝目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 この日はブルペンで32球を投げ、フリー打撃では大会で使用する木製バットで打ち込んだ。7月26日の岩手大会決勝以来の本格的な投球に「投げられたのは良かった。(木製バットは)手が痛かった」。代表チームの指揮を執る日大三・小倉全由監督は大谷について「投げない時はDHを考えている」と二刀流の起用法を示唆した。

 前日の甲子園決勝はテレビ観戦したという大谷は「藤浪君は連覇して凄い。野球の話をしたい」と再会を心待ち。自身の進路については、大会後に花巻東・佐々木洋監督と話し合うとした。

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2012年8月25日のニュース