7回2死まで無安打!内海 リーグトップの12勝目

[ 2012年8月24日 21:20 ]

9回途中まで3安打1失点と好投し、リーグトップの12勝目を挙げた巨人・内海

セ・リーグ 巨人3―1DeNA

(8月24日 横浜)
 最多勝左腕がハーラートップに躍り出た。巨人の内海は、DeNA戦に先発し、8回2/3を3安打1失点。自身4連勝でリーグトップの12勝目を挙げた。

 7回2死まで2四球だけでノーヒット投球だった内海だが、ラミレスに三塁内野安打を許し、大記録達成はならなかった。8回には森本にソロ本塁打を浴びたものの、完投ペースで9回のマウンドへ。しかし、2死二塁で打者・ラミレスのところで交代を告げられた。「最後は悔しかった。最後まで投げるつもりでいた」と唇をかんだ内海。原監督は「全員で(野球を)やっているわけだし、対ラミレスを考えた時に、西村を選択した」と交代理由を述べた。

 最後は西村が1人で締め、6連勝で貯金は今季最多の33、優勝マジックは29に減った。指揮官は「今日は内海。チーム事情の中良く投げてくれた」と笑顔。もう一人の左腕・杉内が登録抹消される中、「これまで夏場は弱いと言われて悔しかった。(勝利数も)最後に一番で荒れるように頑張りたい」と昨季の最多勝投手が躍進を誓った。

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