メジャーも注目していた堂上容疑者　性犯罪歴からビザおりず…

ソフトバンクの堂上隼人＝０９年２月撮影

　女性に無理やりわいせつな行為をしたとして、２３日に強制わいせつの疑いで福岡県警に逮捕されたソフトバンク捕手の堂上隼人容疑者（３０）。調べに対し、「間違いない」と容疑を認めている。

　同容疑者は１９８２年（昭５７）３月１２日生まれ、横浜市出身の３０歳。武相高から横浜商大に進み、大学４年では日米大学野球選手権に出場。社会人野球の日産自動車、四国アイランドリーグ・香川を経て、０８年１０月にソフトバンクから育成５位で指名され入団した。

　堂上容疑者をめぐる「性犯罪」は、今回が初めてではない。ソフトバンク入団前の０８年１月、オーストラリアのアマチュアリーグへ参加した際、メジャーのボストン・レッドソックスのスカウトの目に留まり、入団交渉まで行った。だが社会人時代に性犯罪歴があったことからビザがおりず、入団は見送られた。