05年サイ・ヤング賞右腕 コローンも陽性

[ 2012年8月24日 06:00 ]

 大リーグ機構は22日、アスレチックスのバートロ・コローン投手(39)がドーピング検査で禁止薬物のテストステロンに陽性反応を示したため、50試合の出場停止処分を科すと発表した。

 同投手は選手会を通じ「ファンやチームにおわびしたい。自分の行為については責任を取る」と声明を発表した。ドミニカ共和国出身の右腕はエンゼルス時代の05年にサイ・ヤング賞を受賞。今季はア軍で3月29日のマリナーズとの開幕第2戦(東京ドーム)に先発するなど10勝9敗、防御率3・43だった。ジャイアンツのカブレラが15日に処分を受けたのに続く主力選手の薬物規定違反。大リーグ全体では今季5例目となった。

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2012年8月24日のニュース