猛打止まらない!ハム初回に5点で試合決めた

[ 2012年8月24日 06:00 ]

<日・オ>初回、3ランを放ったホフパワー

パ・リーグ 日本ハム7-1オリックス

(8月23日 札幌D)
 日本ハムは初回、稲葉の右犠飛にホフパワーの10号3ランなどでいきなり5点。2回は糸井の5号2ランと序盤の7点でオリックスの反撃意欲を根こそぎ奪った。

 「初回の点数が大きかった。(中田)翔の四球も大きかったね」と栗山監督。初回1死一、二塁から中田が選んだ四球を勝因の一つとしたが、この3連戦で計28得点と好調な打線で目立つのがつなぎの意識だ。ここぞの場面で大振りせず、しっかり四球も選ぶ。先制犠飛の稲葉も「翔が打ちたいところを選んだ。あそこは何とかしなければと思ったね」と振り返った。

 チーム68本塁打はリーグトップだが、派手さばかりではないのが日本ハム打線の怖さだ。最下位相手にしっかり勝ち越し、首位を守った指揮官は「いいゲームができた。あしたに生かしたいね」と言葉に力を込めた。

 ▼日本ハム・中田(初回に四球を選んで先制点を演出)よくバットが止まった。チームが勝つためにやっている。ヒットは出なかったが、点につながったあの四球はよかった。

続きを表示

2012年8月24日のニュース