ナインをねぎらう作新指揮官「集中して野球に向き合ってくれた」

[ 2012年8月21日 16:42 ]

<作新学院―東海大甲府>準々決勝で敗退し、高山(2)の肩を抱く作新学院・大谷

第94回全国高校野球選手権大会準々決勝 作新学院4―8東海大甲府

(8月21日 甲子園)
 4試合計53安打。作新学院は2年連続4強は逃したが、最後まで「打ち勝つ野球」を貫いた。小針監督は「投手の足元を狙って打ち返す。指示通りのいいヒットをたくさん打ってくれた」とナインを称えた。

 今大会4試合すべてで2桁安打を記録。この試合は2人で7安打を放った篠原と高山の3、4番を中心に、相手エース神原に13安打を浴びせた。

 18日、甲子園登録メンバー外の2年生部員が17日に強盗容疑などで逮捕されていたことが発覚。学校側の判断で出場辞退は回避されたが、ナインに動揺がないはずはなかった。甲子園での戦いを終えて「ムードが下がることなく、一戦一戦集中できた」と石井主将。小針監督は「できることを整理し、集中して野球に向き合ってくれた」と選手たちをねぎらっていた。

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2012年8月21日のニュース