熱投168球!神原 13安打浴びてもピンチで踏ん張った

[ 2012年8月21日 12:40 ]

<作新学院―東海大甲府>完投で準決勝進出を決めた東海大甲府・神原

第94回全国高校野球選手権大会準々決勝 東海大甲府8―4作新学院

(8月21日 甲子園)
 東海大甲府はエース神原の熱投に打線が応え、8年ぶりの4強をつかみ取った。強打の作新学院に13安打を浴びたが、内外角を投げ分ける丁寧なピッチングで長打はわずか1本。7回は3連打で1点差に迫られ、なおも1死一、二塁のピンチも、低めを突いて後続を断った。

 「あそこを乗り切れたから、8、9回を抑えられた」と振り返った神原。打線は村中監督の「今日は神原にお返ししろ」という言葉に応え、18安打で8点を挙げてエースを援護した。168球を投げ抜いて「走者を背負ってから、コースにしっかり投げ分けられた」と満足顔を見せた神原。「全国制覇が目標」と学校初の快挙を高らかに宣言した。

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2012年8月21日のニュース