単独首位だ!西武 最大11ゲーム差から追い上げた!

[ 2012年8月19日 20:30 ]

楽天に3連勝で首位に浮上し、タッチを交わす西武ナイン

セ・リーグ 西武6―2楽天

(8月19日 西武D)
 ついにここまできた。楽天に6―2で快勝した西武は、引き分けを挟み6連勝。今季102試合目で初の単独首位に躍り出た。

 先発・山本が5回1失点の好投で新人・十亀にスイッチ。「接戦になれば打線が点を取ってくれると思った」と3回1安打無失点で得点を許さず。12連戦の締めくくりの一戦で「(抑えの)涌井さんや長田さんを休めることができてよかった」と中継ぎ陣の疲れを癒す快投となった。

 その十亀も信じた打線が6回に爆発。楽天のエース・田中に6安打と集中打を浴びせ、一挙5得点で試合を決めた。3安打3打点の活躍を見せた4年目の浅村は「同一カード3連勝のためには、きょう勝たないと意味がない」と気合を入れて臨んだ。主軸の中島がスタメンから外れたが「代わりに若い選手の永江が(遊撃に)入った。若いセンターラインで盛り上げていこうと思っていた」と不安はなかった。

 6月上旬には首位と最大11ゲーム差で単独最下位、最大借金は9だった。そこからひっくり返して単独首位で貯金も8。「疲れている場合じゃない」(十亀)、「まだまだこれから」(浅村)と選手は一切止まる気がない。

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