東海大甲府 今夏初めて先制点許すもナインは冷静

[ 2012年8月19日 18:40 ]

第94回全国高校野球選手権大会3回戦 東海大甲府3―2宇部鴻城

(8月19日 甲子園)
 東海大甲府が先制点を許したのは山梨大会を含めて今夏初。村中監督が「いつ以来か覚えていない」というほどチームにとって“珍事”だったが、ナインは動じることなく直後の攻撃で2点を奪い返した。

 5回に円陣を組んだ際に「慌てている子はなく、しっかり僕の目を見てきた。ここが勝負と思った」と監督。データよりも内角球の多かった相手投手対策として、中堅から左へ引っ張る打撃を指示し、選手も実践した。監督は「試合の中で成長している過程が見受けられる」と目を細めた。

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2012年8月19日のニュース